電話のマナー
電話での対応をしっかり行える会社と、そうでない会社ではお客さまに与えるイメージがずいぶんと違ってきます。
会社のイメージを損なわないためにも、きちんとした話し方で受け答えができるようにしたいものです。
電話のマナーでまず大切なことは、すぐに出るということです。
電話に出ることができる人が幾人か居ると、「自分じゃなくても・・・」と敬遠しがちになってしまうこともあるかと思います。
しかし、お客さまをお待たせすることは、会社のイメージの低下につながりますし、同僚に与える印象も良くありません。
少なくとも3コール以内には電話に出るようにしたいものです。
次に大切なのが、電話での第一声です。
電話は相手の顔が見えませんから、いくら笑顔で対応していても、内に篭るような声では、相手に伝わりません。
必要以上に大きな声で応答する必要はありませんが、聞き取り辛い電話はマイナスイメージとしかなりません。
いつもより少し高めの声を意識して、明るく、はっきりとした声を心がけましょう。
また、電話では姿までは見えないからと、気が緩みがちになります。
相手には見えないからと、脚を組んだり、だらしない姿勢での応答は、相手にもその気の緩みが伝わってしまいますので、充分に気をつけるようにしましょう。
初めて電話をかけてくるお客さまにとっては、その電話が会社のイメージの全てとなってしまいます。
話し方一つで良くも悪くもなってしまうのですから、マナーを守った受け答えをするようにしたいものです。