朝礼のスピーチについて
最近、社内のコミュニケーションを図るだとか、客先やプレゼンテーションでの話し方の練習にもなるという理由で、朝礼時に持ち回りでスピーチを行う企業が増えてきているのだそうです。
話し上手を自負している人ならともかく、明日の朝礼で3分間ものスピーチを行わなければならないなんていうことがあると、会社へ向かうのも気が重くなる人も多いのではないでしょうか。
時間が限られているスピーチでは、オリジナリティのある話であるということが重要です。
今はインターネット上に朝礼の例文集などもあります。
しかし、そういった例文はきちんと起承転結ができており、それなりの時間を持たせることができる内容にはなっていますが、身近な同僚などに話す手前、嘘の体験談などはばれてしまう可能性が高いですし、上っ面だけの話では共感も得られないのではないかと思います。
ですので、話のネタは日ごろから意識をして集めておく必要が重要となるのです。
ただでさえ忙しいのに、話のネタなんて集められるわけないとお思いかもしれませんが、自分が興味を持ったニュースなどをちょっとメモしておくだけでも、充分ネタになりますし、そういった意識を持つことが話し上手への第一歩だったりもします。
そうして探したネタを、自分の会社におけるポジションにあった切り口で話すことで、朝礼スピーチの目的は達成されているのではないかと思います。
話し方が下手だからと憂鬱になる前に、まずは些細なことでも良いので、ネタ探しからはじめてみてはいかがでしょうか。