会話を続けるためには

 

口下手な人にとって、それほど親しくない人やはじめて会った人と会話を続けるというのは、かなり難しいことだと思います。

 

何か話をして間を持たせなければと必死になるばかりに上の空なってしまったり、焦って話し方や言葉の選び方を間違えしまうなど、相手に悪い印象を与えてしまったなんて経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

会話のきっかけは、やはり自分から話しかけるということが大切になります。
相手の人となりがわからない場合は、天気やニュースといった身近な話題から入るのがよいのではないでしょうか。
ただし、ニュースといっても政治批判や宗教の話は、会話のタブーとも言われていますので、あまり好ましくないと思います。
相手の同意を得られやすく、答えやすい話題が好ましいですね。
いくつかの話題が提示できれば、その中から相手が興味を持つ事柄も想像できるので、そうすれば会話も続けやすくなるのではないでしょうか。

 

しかし、相手の興味を引く話題を探すためとはいっても、質問攻めにするのはよくありません。
質問ばかりしていては、相手が不可解に感じてしまうこともあります。
そうならないよう、先に自分の考えをさりげなく述べた上で、相手がどう思っているかを聞くようにしましょう。

 

ニュースや天気の話題のみでは、時間を持たせるのが難しいと思う方もいらっしゃると思います。
そういった場合、やはり重要となるのは日ごろのネタ集めです。

 

話し方の技術も大切だと思うかもしれませんが、自分から話題を提供できるようになろうという意識を持つことが話し上手への最初の一歩だと思います。
ですので、難しく考えずに、ちょっとしたネタ集めなどからはじめてみたいですね。